2024年度 第0学期期末試験 数学 1 問題用紙 試験時間 50 分 1 以下に数の集合を示す。ここで、次の問いに答えなさい。 2 次の各文章の下線部 ア~ウ に誤りがある場合はその下線部の記号を示し、その誤りを すべての数 正しなさい。また、全て正しい場合は エと答えなさい。なお、誤りを正す際に文章の 前後がつながらなくても構わない。 ア 負の数 イ 正の数 を素数という。 エ 負の整数 ウ 自然数 オ (1) 次の計算をしなさい。ただし、解なしの場合は「解なし」と答えなさい。 1 (1) 5 の約数は ア 1 と 5 のみである。このように、イ 正の約数を 2 つしかもたない ウ 整数 (−13) + 7 = (2) 自然数を ア 素因数だけの積の形に表すことを イ 素因数分解するといい、自然数を 素因数分解すると、ウ その因数には素数しかない。 (3) ア 最大公約数は、2 数 A,B の素因数分解において イ 2 数に共通する素因数の積で表 せる。ここで、「2 数に共通する素因数」の ウ 最小値は 1になる。 (4) |x| は ア ある数 x と原点との間の距離を表す。また、|x−y| は イ ある数 x とある数 y との間の距離を表す。ここでの距離とは、ウ 数直線上での 2 点間の距離である。 2 3 (+8.3) − (+1.6) = 2 3 −4 + = 3 7 (5) ある数 x の逆数を定義できるとき、その ア 積は イ 1になる。なお、ある数 x の逆数 を定義することができないのは、ウ x が 0 以下のときである。 3 次の各問いに答えなさい。 4 |8 + (−9)| = 5 9 10 − + × 12 = 4 3 6 3 1 − − = 2 (3) 23 × 35 × 72 と 25 × 32 × 57 の最大公約数を求めなさい。 7 (−48) ÷ (−6 − 2) = (4) 720 に自然数 A をかけて、その積を自然数の 2 乗にしたい。このとき、最小の自 (1) 212 × 36 はどのような自然数の立方か、答えなさい。 (2) 3 つの数 a,b,c について、|a × b| × c が正の数、b2c+1 、a × b × c が負の数になる とき、a,b,c の符号を求めなさい。 然数 A を求めなさい。 8 |0| ÷ (−7) = (2) (1) で得られた解は上の集合における ア~オ のどれに当てはまるか。なお、解な しの場合や選択肢のいずれにも当てはまらない場合は カ と答えなさい。 (5) 絶対値が 5 29 より大きく、 より小さい整数を全て求めなさい。 4 7 —問題は続きます。— 2 5 正の約数の個数が 28 個である最小の正の整数を求めたい。ここで、次の 4 次の計算をしなさい。 1 (2) (−2) × − 2 3 ケ ~ (1) (−20) − (−3) + (−7) − 5 = に当てはまる数字または記号を答えなさい。なお、 ア オ の解答 は選択肢から選ぶこと。 4 = ア そもそも、a,b,c を素数とすると、自然数 ax by cz の約数の個数は、 である。 ここで、正の約数の個数が 28 個であり、28 を素因数分解すると、2 × 2 × 7 と (3) 24 ÷ (−0.3) − | − 2| = 2 なる。つまり、ax by cz の指数部分は、x ≥ y ≥ z として、 (4) 0.875 ÷ (−0.125)2 = (5) (−17) × (6) 0.4 ÷ x= y= z= 2 2 − 10 × = 3 3 ( 3 − 4 2 2 9 ÷ (−1.25) + × 2 3 2 2 ) = (8) 1 ÷ 1÷ 1− 1 2 する必要がある。 1 1− 1 3 1 (11) 23 × (−3)3 ÷ (−2)3 × − = 9 3 2 = と カ 従って、最小の正の整数 ax by cz は ケ ク である。 オ 3 1− 2 オ として、a,b,c に適切な素数を考えると、 = 1 (12) | − (−2 × (−8))| × − 2 オ キ = エ a = b= c= 2 )2 (9) −|(−10) + (3 − 5)2 |2 = (10) − ウ さらに、ax by cz を最も小さくするには、x ≥ y ≥ z であれば、 (7) −12 ÷ 2 + 0.5 × (−2)4 = ( イ の選択肢 A a>b>c B a=b=c C a<b<c —これで問題は終了です。—