【アノマロスコープ】 基本操作 1. 明順応板を点灯し 5 秒以上固視してもらう(明順応させる) 2. 検者がダイヤル調整したのち、アノマロスコープを覗く 3. アノマロスコープから眼を離してもらい、見え方を尋ねる 検査中は「上と下は同じですか?」と尋ねる。違う場合はどのように違うかを尋ねる (※検者から色の名前を言うと被検者の混乱を招くので控える) 測定手順 1. 正常 Rayleigh 等色(混色 40・単色 15)で見え方を聞く 同じ or 似ている ・・・ 正常 3 色覚 異なる色 or 2 色覚を疑う → 2 へ ・・・ 異常 3 色覚を疑う → 3へ 2. 正常 Rayleigh 等色(混色 40・単色 15)で、同じ or 似ている場合 再度視標を見てもらい 正常 Rayleigh 等色が成立するか 等色する 混色 73・単色 3 付近で等色を確認 等色する 等色しない 混色 0・単色 30 混色 0・単色 15 付近で等色を確認 付近で等色を確認 等色する 等色する 1 型 2 色覚 混色 73・単色 15 等色しない 3 色覚 付近で等色を確認 2 型 2 色覚 ※2 色覚は混色目盛りを少しずつ動かして測定し、等色点が線で繋がるかどうか確認する 3. 正常 Rayleigh 等色(混色 40・単色 15)で、異なる色の場合 再度正常 Rayleigh 等色で 色の見え方を聞く 上が明るい 上が暗い (緑っぽい) (赤っぽい) 混色 60・単色 7 混色 20・単色 15 付近で等色を確認 付近で等色を確認 1 型 3 色覚 2 型 3 色覚 診断に必要な均等の位置と名称 赤の感度が低く、暗く見えるため単色目盛りの 明度を変えると混色目盛り全域で等色する 色の違いは判別できないが、比視感度は正常と ほとんど変わらないので単色 15 のまま混色目盛り 全域で等色する 混色 60 を中心に 2、3 目盛りずつ前後に動かして いき、等色する範囲を求める ・・・1 型 Rayleigh 等色 混色 20 を中心に 2、3 目盛りずつ前後に動かして いき、等色する範囲を求める ・・・2 型 Rayleigh 等色