■2022 年 Part1「世界から許され、愛されながら⽣きる」 (12 ⽉ 31 ⽇配信) ※必ずお読みください。 本テキストは著作権法によって保護されている著作物です。 本テキストの著作権は、株式会社マリアージュスクール(以下「当社」といいます。 )に帰 属しています。本テキストは、本テキストが使⽤されているオンライン授業等をご購⼊いた だいたお客様のみが使⽤できるものであり、それ以外の⽅の使⽤は⼀切禁⽌されています。 また、本テキストが使⽤できる範囲は、本テキストに関連するオンライン授業内や、予習や 復習する場合その他これらに関連する⽤途に限ります。 本テキストの使⽤を許諾されたお客様においても、当社の事前の書⾯⼜は電磁的記録によ る承諾がない限り、本テキスト(⼀部であるか全部であるかを問いません。 )をウェブサイ ト上に公開すること、および第三者に貸し⼜は譲渡すること(有償か無償かを問いません。 ) は禁⽌します。 なお、当社は、著作権侵害が発覚した場合、⺠事、刑事を問わず、法的措置を取らせてい ただく場合があります。 1 ◯まずはじめに「許しがないとどうなるの?」あなたが今の苦しい現実を作ってきてしまっ たメカニズム この現実は、潜在意識とセットになっています。 そして、潜在意識とは、私たちが「思考や想像」では⾄らない、 「無意識」の部分です。 普段、 「⾃分では気づかない無意識の部分」に、あらゆる「⾃分を許さない情報」がインス トールされてしまっているために、それが、私たちの思いとは裏腹に現実化してしまってい るのです。 ここでは、まずは図解でこのメカニズムを知っていきましょう。 ◯潜在意識が現実を創る。⾃罰・⾃⼰消失・⾃⼰憎悪・⾃⼰虐待のエネルギーを解放し、あ なたの命を開花させる Q1.あなたはどれくらい、普段、(無意識的に)⾃分のことを罰していますか?具体的に 書き出してみましょう。 Q2.あなたはどれくらい、普段、(無意識的に)⾃分のことを後回しにして、他⼈の⾔う ことや他⼈の判断、他⼈のことばかり優先していますか?具体的に書き出してみましょう。 Q3.あなたはどれくらい、普段、 (無意識的に)⾃分のことを憎み、 「いなくなればいいの に」とか、憎悪に近い怒りをぶつけてしまっていますか?具体的に書き出してみましょう。 2 Q4.あなたはどれくらい、普段、(無意識的に)⾃分のことなんてどうだっていいと投げ やりになったり、⾃分がしたいことを諦めさせたり、⾃分のことを⼤切にせずに⾒捨ててい ますか?具体的に書き出してみましょう。 Q5.あなたの中で、「⾃分に向かう負のエネルギー」がこれほどあると知ってみて、客観 的にどんなふうに思いますか?(例:ここまで⾃罰していると思わなかった) Q6.あなたが⾃分に対して「こんなネガティヴな態度」をしていたとしても、しっかりと ⽣きたり、動いたり、頑張ってくれている「もう⼀⼈の真実のあなた」に対して、謝罪を伝 えていきましょう。 Q7.あなたがそんなにも簡単に、⾃分に対してネガティヴを向けてしまえるようになった のは、なぜですか?誰の考えや、誰の態度を「コピー」しているのでしょうか? Q8. 「コピー」の⾃動思考をやめると、 「精神的に虐待されながらも、純粋に頑張って⽣き てきたあなた」を、どのように褒めてあげられますか?丁寧に書き出してみましょう。 Q9.「もうひとりのあなた」がコピーをやめて、純粋に評価してあげると、⽣きてきたあ なたの命はどんなふうに泣いて喜ぶでしょうか? 3 ◯親との関係の中で出来上がってしまった「親から愛されない⾃分」 「愛されない⾃分であ ること」への痛み・⾟さ・深い罪悪感を癒して、もう 2 度と⾃分を罰せられるような苦しい 現実が起きないようにする。⾃分を愛するための贖罪ワーク ・あなたが抱えている「愛されなかった⾃分」への罪悪感はどれくらいある?「私が私であ る」ことへの罪悪感・⾃分責めチェック Q1.無意識レベルの質問です。「あなたを愛さなかった・尊重しなかった」態度を基準に して、あなたの価値を⾃⼰洗脳し続けていますか? Q2.「愛されなかったあなた」への後悔・怒り、悲しみなど…あなたがあなたであること について、普段、無意識的にどれくらい・どんなふうに否定していますか? Q3.あなたは「誰の態度」を踏襲し、その⼈の存在を引きずりながら、「愛してもらえな かった」⾃分⾃⾝を罰し続けていますか? Q4.あなたが採⽤している「その⼈」の価値観は、どんなものですか? Q5.もう、 「その⼈への執着」を解放したら、どんなあなたに変わることができますか? Q6.「その⼈の価値観」に合わなかったけれども、⼀⽣懸命に⽣きてきた⾃分⾃⾝を⼼か ら誉めて、認めてあげましょう。 4 ・深いレベルで⽇常的に抱えている「⾃分が⾃分であること」理想の⾃分になれないことへ の怒りの解放 Q1.あなたは普段、どんなふうに「できない⾃分に怒ったり」「他⼈と⽐較して下だと判 断して⾃分に対して怒ったり」 「失敗したりする⾃分に怒ったり」していますか? Q2.それは、あなたの中に、どんな「理想」があるからですか? Q3.その理想は、あなたがいつ・なぜ、作り上げましたか? Q4.その理想に合わないあなたをあなたは愛せずにいますが、⼀⽅で、あなたはその思い とは別に、どんなに頑張って⽣きてきましたか? Q5.⾃分の素晴らしさを書き出してみましょう。 Q6.あなたが描いた「空想の理想の⾃分(フィクション) 」は、 「⼈」ではなく、単なる「偶 像」です。偶像を崇拝してきた⾃分にさよならのメッセージを伝えていきましょう。 5 ・惨めさ・悲壮感・悲劇など、 「存在」が抱えている苦しみを解放するヒーリングワーク Q1.親から愛されず、その「愛されなかった⾃分をさらに嫌う」ことで、あなたは⾃分と いう存在に、どんなふうにいつも「みじめさ」や「深い諦め」 「何をしても無駄という無意 無感」を感じさせていましたか? Q2.それによって、必然として、あなたは⼈⽣と世界に対して「どんな⾏動・態度・発⾔」 を繰り返してきましたか?そしてそれによって、必然として不幸な現実と引き合ってきま したか? Q3.それらを⼿放し、⾃分を認めながら⽣きることを始めたとしたら、⼈⽣がどんなふう に変わっていきますか? ◯「許されたことがない」から、 「許されていない」⾃分の前提で⽣きている。最初から不 幸な⾃分で⽣きている前提を変えるための「前提変換ワーク」 ・あなたをそこまで許さなかったのは誰?トラウマの根幹的原因発⾒ワーク Q1.本来、あなたは完璧な存在ではなく、「あなたが他⼈を優しく許しているように」許 されていい存在です。けれど、あなたは今まで⾃分を許してきませんでした。あなたはどん なふうに、細かく、⼩さく、⾃分を許さずに叱責しながら⽣きてきましたか? Q2.あなたがそんなふうに絶望的に⾃分を叱責しながら⽣きるようになったのは、誰の、 どんな影響のせいでしょうか? 6 Q3.けれど本当は、あなた⾃⾝も、「あなたが他の⼈を許すように」許されていい存在で す。あらためて、あなた⾃⾝を「他⼈を許すように」⼼から許してあげましょう。 Q4.それをした結果、どんなにあなたが楽に、⼼が解放されますか? ・あなたは「誰のコピー」を演じ続けている?⼈格分裂統合ワーク Q1.普段、あなたが「できない」 「完璧ではない」 「⾃分の理想通りではない」そんな⾃分 に対して、どんなふうに⾃分を叱責していますか? Q2.それは誰のコピーで、どんな⾔葉とエネルギーでしょうか? Q3.あなたの中の「コピー⼈格」に対して、「もうこれ以上、私はあなたを採⽤しない」 ということをしっかりと伝えて、拒絶していきましょう。 Q4.コピー⼈格から離脱してみると、本当の柔らかいあなたがでてくると思います。本当 の柔らかいあなたは、どんなふうに⾃分を認め、愛したいと思っていますか? 7 ◯「ありのままを受け⼊れられる」経験がないからこそ、⾃分を許せない「完璧主義」にな っている。完璧ではない⾃分を許して、許される現実を起こす「ありのままでいい許可」ワ ーク ・許されず、まだ⼼の中にいる「⼦供時代、苦しんだままのあなた」を、今、全⾯的に解放 しよう Q1.あなたが過去に体験した、「完璧ではない」「親の好みに合わない」「親の基準に達し ない」という理由から叱責されたり、拒絶されたり、無視されたり、受け⼊れてもらえなか ったと思うトラウマについて、書き出してみてください。 Q2.その親を⾒て、あなたはどんなふうに感じますか? Q3.その親は完璧でしたか? Q4.その親は「親として適正」でしたか? Q5.本来、親としてどうあるべきか、しっかりと教えてあげてください。 Q6.あなたが親の代わりに「完璧な親」になって⾃分に接したとしたら、⼦供時代の⾃分 にどんなふうに声をかけてあげられますか? 8 ・あなたが「許されなかった」ことで禁じている制限は?発⾒と解放ワーク Q1.過去、⼦供時代「許されなかった」ことで、あなたは⾃分がどんな存在だと思うよう になりましたか? Q2.それによって、あなたは「どんなことを脅迫的に」するようになってしまいましたか? 例えば、脅迫的に⼈に好かれるように機嫌をとったりなどです。 Q3.同時に、あなたは⾃分がどんなふうに「ありのままでいてはいけない」と禁⽌して、 叱責しながら、 「常時、⾃分を変えようと、否定しながら」努⼒してきましたか? Q4.その努⼒をやめて、ありのままのあなたの素晴らしさを認めてあげましょう。すると、 あなたはどんなふうに楽になれますか? 9 ◯「許されなかった」ことで、ずっと潜在意識で抱えている「嫌われることへの恐れ・⾃分 への絶望・世界への怒り」の解消。愛し合い、親密になる許可を出していこう ・⾃⼰存在の虚無・⾃分への絶望的な無価値感を癒すヒーリングワーク Q1.あなたは過去、どんなことを「許してもらえなかった」でしょうか?具体的に書き出 してみてください。 Q2.それによってあなたは、⾃分に対してどんな絶対的な嫌悪感を持つようになりました か?例えば「私は絶対に⼈から許されないようなダメな存在なんだ」というような、極端な 失望などのマイナス感情です。 Q3.それによって、あなたは今まで⾃分がどんなに「⼈を不幸にする存在」だと思い込み、 無意識に⾃分から⼈と距離を置きながら⽣きてきましたか? Q4.あらためて、過去の許されなかった⾃分を許していきましょう。 Q5.すると、今までそれぐらい⼈と近づけないと思っていた⾃分へのイメージを、どんな ⼈間だと書き換えることができますか? 10 ・ 「許されていない」からこそ、⾃分に何も許可を出せなかった。過去のトラウマ・与えら れた「罰」から今こそ⾃由になる。トラウマヒーリングワーク Q1.今、あなたの⽬の前で、縛られたり、がんじがらめになって⽣きてきたあなたがいる ことをイメージしてみてください。あるいは、そのイメージを書き出してみてください。 Q2.その⾃分は、世界から、周囲から罰せられてきました。どんなに罰せられてきました か? Q3.けれども、その「罪」は、作られたものでした。相⼿⽅の勝⼿な思いで作られた罪を 背負わされてきただけだったのです。その⾃分に対して、今、どんな⾔葉をかけて解放して あげたいですか? Q4.1のイメージから⾃由になり、あなたが⾃由に⽻ばたいているところをイメージして 書き出していきましょう。もうあなたは、解放されていいのです。 11